【過去には戻れない?】親殺しのパラドックス
こんにちは、繚乱です。
みなさん、変えたい過去はありませんか?
僕にも、いくつかありますその一つがタツタ事件です。詳しくは下の過去記事をみてください。(唐突な宣伝)
これ以外にも、
・恋人が浮気をしていた。
・結婚詐欺師に引っかかった。
・知り合いと思って話しかけたら知らない人だった。
・過去の自分に勉強をさせて、楽な人生を送りたい。
など、過去に戻りたい理由は多々あると思います。
(※これは、あくまで一例ですよ)
そんな、忌々しい思い出が多い過去ですが、過去へ戻るには、技術的な問題とパラドックスの問題があります。そのパラドックスの問題の一つが「親殺しのパラドックス」です。
親殺しのパラドックスとは、
ある人「A」がいます。
↓
Aがなんらかの理由で親を殺したいと思います。
↓
過去に戻って、Aの親を殺します。
↓
親を殺すと自分自身は産まれなくなるので、Aの存在がなくなります。
↓
存在がなくなると親は誰からも殺されないので、Aが生まれます。
↓
ある人「A」がいます。
↓
………
このように、ループが無限に続く状態になってしまいます。要するに、過去を変えると、過去に行く理由がなくなるので、過去に行かなくなります。しかし、過去に行かなかったら過去を変えることはできません。今、この文章を書いてて、意味がわからなくなっていますが、漢字2文字で言うと、矛盾が起こるということです。
じゃあ、過去にいけないじゃん!とがっかりと思ったかもしれませんが、矛盾が起こらなければ、(技術的な問題は置いといて)パラドックスは解決します。多分
パラドックスを解決するに、2個の仮説があります。それが、
・ドラゴンボール理論
・過去は変えられない理論
です。(僕が勝手に名前をつけました)
・ドラゴンボール理論
未来トランクスがやってきた時を思い出してみてください。
未来トランクスがいた世界は、人造人間17号、18号が殺戮を繰り広げていました。トランクスは、この未来を変えるために、タイムマシンに乗って未来へ行きました。しかし、やってきた世界は元のトランクスの世界とは全く違う世界でした。このように、未来を変えても新しい世界が作られるだけで、未来から来た本人がいる未来は変わらないと言うことです。
つまり、過去に戻ってクラスのマドンナと付き合えたとしても、それは、その世界にいる自分が付き合えるわけで、その人がいた未来では、付き合えているわけではないのです。
・過去は変えられない理論
これは、過去を変えようとしても、なんらかの妨害が起きて、結局変えることができない理論です。
例えば、親を殺そうと過去に行った時に、両親を殺せないと言う良心が働いたり、突然車にぶつかったり、親に返り討ちにあったり、元恋人からヨリを戻そうと連絡が来て、生きる意味を見つけたりと、過去を変えられない事情・理由ができてしまうというわけです。
この2つの理論をみてみると、どちらにせよ、未来は変えることができないんですね。こう考えると、過去に行く理由が見つかりません。
過去を変えたいと後悔しても、変えることができないのなら、今起こりうる未来を想定して、今を精一杯行く方が最善の方法かもしれません。
この話は、結構好きな話なのですが、説明をするとなると難しいんですね。(笑)
修正
3/16
過去から来た本人がいる未来は変わらない
→未来から来た本人がいる未来は変わらない
に修正しました
参考
感じる科学 さくら剛 サンクチュアリ出版 初版2011年12月15日