雛祭りを祝日と思っていた話
こんにちは、繚乱です。
突然ですが、3月3日はなんの日か知っていますか?
ーそうです。雛祭りです。
ーそうです。
「あかりをつけましょ Burn Burning Me」
でおなじみの雛祭りです。
……嘘です(笑)
さて、そんな雛祭りですが、僕は幼稚園の頃、祝日だと思って言いました。その時の思い出の話をしたいと思います。
幼稚園生の頃の純粋で可愛くて全てが希望で満ち溢れていた僕は、3月2日の夜は、明日は休みだと思って、ウキウキで布団に入りました。
そして次の日、ウキウキで起きた僕の目の前には、母親が準備した幼稚園のカバンが置いてありました。
不思議に思いながらも、幼稚園に行くと、いつも通りみんながやってきていて、いつも通りではない雛祭りのイベントがあって、いつも通りご飯を食べて、いつも通り家へ帰りました。
その時、純粋で可愛くて全てが絶望で満ち溢れていた僕は思ったんです。
今日っていつも通りの日だったんだと。
でも、雛祭りが祝日だと思ったのには理由があるんですよ。
5月5日に、こどもの日があるじゃないですか。その日って、鯉のぼりをたてたり、兜を飾ったりしていたので、男の子のための祝日って印象だったんです。
そして、3月3日に、雛祭りが女の子のための日と言うことを知って、こどもの日みたいに祝日なんじゃないのかなって思ったんですよ。
今では、雛祭りもこどもの日も、特に祝われる歳ではなくなったので、あんまり関係ないですが、祝われることが好きだった可愛い幼稚園時代のお話でした。
おしまい
……ここから話は変わりますが、
調べてみたところ、どうやら、昔は雛祭りである「桃の節句」と、こどもの日である「端午の節句」は両方祝日だったみたいです。しかし、明治6年に、新暦(太陽暦)が採用された時に、「桃の節句」・「端午の節句」両方廃止されたそうです。
そして、時は流れて、戦後に新しい祝日を作ろうとのことで、3月3日と5月5日を祝日にしようと声があったみたいです。
結局、5月5日が「こどもの日」として制定されて、3月3日は選ばれませんでしたが、「こどもの日」は、「子供の人格を重んじ、子供の幸福をはかるとともに、母に感謝する」ための祝日とされており、祝日としては、男女問わず子供達のための日とされているみたいです。
雛祭りが祝日だったことも驚きでしたが、こどもの日も一回廃止されていることにさらに驚きました。
参考↓
みなさんもあられを食べたり、雛人形を飾ったりして、楽しい雛祭りを過ごしてください。
今週のお題「雛祭り」